無資本ビジネスの決定版!「夜間トラブル対応」のおいしいビジネス

ノドが渇いたからと周囲を見渡すと、自動販売機だけはやたらにあるものだ。「犬も歩けばポウに当たる」とは昔から言われているが、街を歩いても車を流しても、自動販売機にだけにはよく当たる。日本だけで全国に何百万台の数になろう。

自販機のメリットは、コンビニではないが、24時間年中無休。しかもオーナーにとっては人件費が要らないから、経費は電気代と原価償却程度のもの。

経営的観点からは、これほど便利で効率的な販売システムはない。ただ、あまりにも身近に浸透したために、それが当たり前になってしまった。深夜に自動販売機を前にして「やってて良かった、!」と感激する人がいたら、要注意人物にされてしまう。

自動販売機の夜間トラブル対応

さて、そんな膨大な数に及ぶ自販機を利用して、手堅く収益を上げることはできないだろうか?もちろん、自分が自販機のオーナーになるのでも、自販機を設置しに回る営業でもない。「無人だから便利」の裏には、「無人だから不便」といういただけないものがある。

日中、自動販売機が故障したとき、そのおよそ9割方は、店のオーナーや地主などが対処できるからまず問題ないのだが、夜間はそういうわけには行かない。ここに紹介するのは、自動販売機の夜間の管理を請け負うという仕事である。

故障修理はノータッチだからシロウトでも簡単

管理といっても、故障を修理したりするわけではない。自販機のメーカー関係の業者ではないので、故障にはタッチする必要はない。お金を入れても商品が出ないなどの苦情を受け付けて、お金を返したりする、お客相手の管理・対応サービスである。

自販機はそれこそ、そこら中にあるので、直接当たり、夜間の管理を請け負うということで交渉してみよう。

自販機の販売会社が一括して夜間のクレーム処理をしているところもある。そういう場合は、その会社相手の交渉になるが、夜間だけ請け負うと提案すれば喜んで数百台単位で依託するところがある。

外注してしまえば、宿直者を雇わなくて済むからだ。宿直を置いているところなど良いほうで、それすらもない会社が多い。

そういう会社は、夜間のトラブルなど、そう多くあるものではないと鷹をくくり、手抜きをしている。言い換えれば、客を怒らせて自販機が壊されたら、取り替えればよいと考えているわけだ。

夜間のトラブルの割合と収入は?

夜間のトラブルは、機械の性能も良くなっているし、実際そう多くあるものではない。手元のデータでは、1000台受け持って(収益例は、月間でざっと60万円)1ヶ月に3.75件、つまり8日に1件の受注になる。

100台なら80日に1件。この数字には、トラブったがあきらめて帰る人の数は含まれていない。こちらは、電話を受けてから対応するわけだ。夜間に電話をもらい、損害補償金(小銭)とネコだまし程度のおわびを持って現地まで行くわけだが、3回に2回は、すでに誰もいない。

深夜に電話を受けるのが都合の悪い人は、なにも努力して電話を待っている必要はない。そういうときのために留守番電話があるのだから。トラブった客には、留守電に録音(住所・氏名・機械の番号など)しておいてもらい、翌日出向けばよい。

契約書は必ず交わそう。請負金額は、1台千円〜2千円の範囲で設定すれぱよい、複数台置いてあるところは、例えば、ひとつに1500円、残りを1台に付き500円ずつ加算するという設定がよいかも。年間契約が基本で、支払いは口座振替などで月払いをお願いしたほうがよいだろう。

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